淘宝(タオバオ)について
淘宝(タオバオ)は2003年5月10日にアリババ集団によって設立された中国のオンラインショッピングモールです。2009年末時点で登録会員数1.7億人、年間取引額2083億人民元を達成し、中国はもとよりアジアでも最大級の規模まで成長を遂げています。従来、淘宝はヤフオクのようなCtoCの取引が中心でしたが、2008年にはBtoCの淘宝商城(タオバオモール)もオープンしました。現在、淘宝と淘宝商城の2つあわせると、中国のEC市場全体の80%近いシェアを占めます。これは上海・香港・広州など中国を代表する都市の取引量をも上回る規模になっていると言われています。中国のインターネット普及率が未だ30%ほどであることを考えると、今後も淘宝の成長は続いていくと予想されます。